本名:倉持房子

少女まんが家

1955年5月14日生

東京都渋谷区出身

武蔵野美術大学造形学部日本画学科中退

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幼少より、横山光輝、水野英子、西谷祥子、忠津陽子、手塚治虫等の少年・少女マンガ

を愛読し自らもペンを取る。漫画を描き始めて3年半、集英社別冊マーガレット「別マまん

がスクール」6回目の投稿作品である「メガネちゃんのひとりごと」が金賞を受賞。17歳で

別冊マーガレット1972年10月号にてまんが家デビュー。以後、1970年代後半〜1990

年代前半まで、別冊マーガレット誌上にて人気作品を多数発表し多くの読者の共感を得る。

少女の微妙な感情の揺らぎを抜群の絵画力と構成力で描写し少女漫画の一時代を築いた。

1993年より掲載誌をコーラス誌に移し「天然コケッコー」を連載作最長の7年間に渡り長期

連載。何も起こらない日常をキャラクターの描き込みにより漫画として成立させる本作の手法

は漫画という表現方法の一つの到達点とも言える完成度を誇る。以後「α」「月のパルス」と

意欲作を描き続け、現在はコーラス誌上において「駅から5分」を不定期連載中。発表作品

ごとに変化・進化し続ける絵柄、ストーリーの独自性、キャラクターの存在感、斬新な構成、

お約束の男子美形キャラと少女の成長物語という基本設定を決して外さない彼女のスタイル

はデビュー35年余を経てもまったく鮮度を失わず、少女まんが界に多大な影響力を放ち続け

ているカリスマ的存在。これまで、アニメ化も含めて一切の映像化を許可しなかったが2007

年初の映像化作品 映画「天然コケッコー」が公開された。実妹は同じくまんが家 倉持知子。

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<主な作品>

「糸のきらめき」(1977)

「おしゃべり階段」(1978〜79)

「いつもポケットにショパン」(1980〜1982)

「いろはにこんぺいと」(1983〜1984)

「海の天辺」(1988〜1990)

「チープスリル」(1990〜1992)

「天然コケッコー」(1993〜2000)

「α」(2001〜2003)

1996年 「天然コケッコー」で第20回講談社漫画賞を受賞。

2002年 島根県浜田市立石正美術館にて「くらもちふさこ展」開催。

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